コーピングとは、構造用梁の端部に切り欠きやプロファイルを加工し、交差する部材(通常は二次梁が主桁のウェブに取り付く箇所)にぴったり収まるようにする工程です。手作業の場合、梁に罫書し、トーチやソーで切断し、グラインダーで調整します。精度が作業者の技量に大きく左右される、時間のかかる作業です。
コーピング精度が重要な理由
コーピングが不正確な梁端部は接合部に隙間が生じ、建方作業員が現場でグラインダー調整を余儀なくされるか、さらに悪い場合は隙間の上から溶接されて継手が弱体化します。梁と梁の接合が数百箇所に及ぶプロジェクトでは、1箇所あたりのわずかな建て方の不具合でも、建方時の工程遅延に大きく積み重なります。
CNCコーピングが工程を変える
自動H形鋼コーピングマシンは、CADファイル(一般にはTeklaなどの詳細設計ソフトからエクスポートしたDSTV形式)からコピープロファイルを直接読み取り、ウェブとフランジの切り欠きを1回の自動パスで加工します。100個目でも1個目と同じ再現性が得られます。これは当社の CNC H形鋼切断センター や Hシリーズ形鋼切断機 が標準で搭載している基本機能であり、別工程ではなく、コーピング、ウェブ穴あけ、フランジ開先加工を同じ段取り、同じ機械で行えます。
